「AIM」を使用した猫の腎臓病新薬が完成!?

こんにちは!Junichi Blogのあやです。
実はずっと追っていたニュースがありまして…、
それがタンパク質AIMを使用した腎臓病の猫用新薬の開発。
私のブログでもいくつか腎臓病の予防に関する記事を書いてますが、
現在猫の死因の多くは腎臓病と言われています。
純ちゃんにはできる限り健康で長生きしてほしい。
これは、どのご家庭の飼い主さんも思っている願いだと思います。
この新薬が完成したら、猫の平均寿命30歳も夢じゃないかも!?
と思っていましたが、ついに完成した様です😭✨✨
猫にとって恐ろしい腎臓病とは

腎臓病、正しくは慢性腎臓病と呼びます。
片方または両方の腎臓に異常があり、それが数ヶ月続いている状態を指します。
慢性腎臓病はシニア期の猫の3頭に1頭が患っていると言われてます。

恐ろしい病気だ…💦
また恐ろしいと言われている理由の一つとして、
罹患率の高さだけでなく、
対症療法で症状の改善は出来ても、病気の完治は難しいと言われている点です。
現在、高齢猫の死因として最も多い病気の一つです。
なぜ猫は腎臓病が多いのか、その原因を突き止めた!
猫の腎臓病の新薬を研究・開発しているのが、
株式会社AIM CAT代表取締役の宮﨑徹さん。
宮﨑さんはそもそもなぜ猫に腎臓病が多いのか、その原因を突き止めることに成功しました。
まずAIMという血中タンパク質が多くの動物の血液中に存在していることを発見します。
このAIMが、腎臓内のゴミと結合し、
このゴミと結合したAIMが目印となって、マクロファージを始めとした、
ものを食べる細胞(貪食細胞)が、AIMごとゴミを食べて掃除します。
もしゴミがうまく片付けられずに体の中に蓄積すると、
色々な病気が発症し悪化していきます。
すなわち、健康でいるか病気になるかは、体の中で出るゴミの量と、
AIMと貪食細胞がそれを掃除する力とのせめぎあいで決まるということが分かったのです。
そして猫はそもそも、このタンパク質AIMがうまく機能していないことも発見しました。

猫はこのAIMが機能してないから腎臓病が多いんだね
腎臓病の猫用新薬は来月から臨床試験開始
宮﨑さんの長年の研究により、ついにAIMを使用した猫の新薬が完成した!
とのニュースが✨✨
もちろんすぐ使われる訳ではなく、
来月から臨床試験が始まり、効果が実証されれば、
来年春には承認申請を行い、実用化という流れらしい。
でもこれ、猫飼いさんたちにとって凄く明るいニュースだよね!
私もめちゃくちゃ楽しみにしてるし、
多くの猫ちゃんたちが救われる未来があると思うと、本当に凄い研究だ…。
(参考:産経ニュース)

まずは日頃のお世話で腎臓病を予防しよう
新薬が開発されているとはいえ、
やっぱり大切なのは日頃のケアと病気の早期発見だよね!

こちらの記事では、
日常のお世話でできることを紹介してます。
猫ちゃんのトイレの回数が極端な増減や、
おしっこする時に痛がる様子があるようなら、すぐ動物病院に相談しよう。
色々調べていたら、お家で尿検査できるキットなども売られてた!
定期的に尿のpH値をチェックすることで、
膀胱炎や結石がないかのチェックもできるね。
今は医療も進化しているし、グッズも凄く豊富だよね。本当に凄い。
株式会社IAM CATさんの最新情報はこちらから
日々猫に癒され、猫が人生の楽しみという飼い主さんにとって、
この新薬の開発情報はとっても気になると思います🫣
最新情報は株式会社 IAM CATさんのサイトから確認できます。
ニュースや事業概要だけでなく、過去に発表した論文情報も見られるので、
気になる方はぜひ見てみてください✨
また研究の為の寄付も受付されてます!
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