2023.11.02 2024.12.20

猫さまの水分補給は超重要!!|Junichi Blog

phonika.629

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【猫さまはあまりお水を摂らない？】

お世話係の皆さまこんにちは！
皆のお家の猫さまは、
ちゃんとお水飲めてますか？

イエネコの祖先といわれているリビアヤマネコは、
砂漠やサバンナなどの、
水が少ない乾燥した地域で暮らしていました。
その為、あまり水を飲まなくても生活できる身体に進化しました。
現代のイエネコにも、
この特徴は受け継がれ、あまり水を飲まない猫ちゃんは多いです。

しかし！この特徴が原因となり、
泌尿器系に負担がかかり、泌尿器系のトラブルが非常に多いです！
日々の生活からその負担を減らすためにも、
なるべくお水を飲んでくれる様に工夫していきましょう！

【猫さまにとって適正な水分量はどのくらい？】

基本的に、猫の水分の必要量は、年齢、体重、大きさ、食事、室温、運動量、体調など、さまざまな要因に左右されます。
そのため、どれ位の量が必要なのかというのは、
平均的な目安になります。

平均的な目安としては、体重1キロあたり1日50~60mlです。
うちの純ちゃんは体重が6キロくらい。
なので1日あたり、300~360mlの水分が必要になります。
コップ1杯分くらい。
そんなに飲んでるかな？？となりますよね。

水分は飲み水だけではなく、
キャットフードからも摂取しています。

目安になりますが、
ドライフードの10%程度、ウェットフードの75%程度が水分です。
純ちゃんは１日にドライフード46g、それにウェットフードパウチ1袋(70g)食べてるので、
キャットフードから約57mlの水分を摂れてる計算です。
残り約243ml〜300mlが、飲んで欲しいお水の量です。

うちの子、こんなに飲めてるかな？
心配になる飼い主さんも、多いと思います。
朝お水を交換する時に、
まず全体の量を測り、寝る前に残ったお水を測ると、
大体１日にどれ位のお水を飲んでいるのか、測ることができますよ！

【お水をしっかり飲んでもらう為の工夫】

水分補給がしっかり出来てないと、
腎臓病や下部尿路疾患に罹りやすくなってしまいます。
猫ちゃんに、元気に長生きして頂くためにも、
しっかりお水を飲んでもらうことは凄く大切です！

基本、お水飲むの面倒くさがりな猫ちゃんたちが、
普段よりお水を飲みやすくする環境を作ってあげましょう！

▶︎工夫１
新鮮なお水を用意してあげよう！
水が古いと、美味しくなくなるので、飲まなくなることがあります。
なるべく新鮮なお水を常に用意してあげることが大切です。

▶︎工夫2
お水の器、大きさや高さ、素材などに注意！
色々な形の器が売っていますが、
猫はひげに水が触れるのを嫌がる子が多いので、
なるべく飲み口が広い器を選んでください。

あとは器の高さにも注目です！
猫ちゃんの首が床と並行になる高さのものだと、
飲みやすいと感じる子も多いようです。
人間も下を向きながらお水を飲むのは難しいですよね。
飲みやすい環境を作ってあげましょう！

猫ちゃんは光が反射するのを嫌う性質があるので、
カットガラスやステンレスの器は避けた方が良いかもしれません。
お家の子の様子をよく見て、お気に入りの器を探してね！

▶︎工夫３
なるべく沢山の水飲み場を作ってあげよう！
お水飲みたいな。と思っても、
近くに水飲み場がないと、諦めてしまう子も多いとか！？
そんな、面倒くさいから要らない！を防ぐためにも、
なるべく沢山の水飲み場を作ってあげよう。
我が家にも各部屋にお水の器を用意してます。

【お水飲む量もっと増やしてあげたい】

色々工夫してみたけど、正直十分な量ではなさそう。
そんな時に試してみて欲しい、対策をご紹介します！

▶︎対策1
ぬるま湯にしてみる！
中には冷たいお水が苦手な子もいるみたいです。
もし家の子あまりお水飲みたがらないな、という場合は、
一度試してみてください。
目安の温度は猫ちゃんの体温と同じくらいの、38℃くらいに。

▶︎対策2
キャットフードを水でふやかす。
この方法でフードを食べてくれるなら、ドライフードを水でふやかして、
与えるのもオススメです。
また、ドライフードだけでなく、ウェットフードもプラスすると摂取できるお水の量を増やしてあげることができます。

▶︎対策3
水に香りをつける。
好みのペースト状のおやつを水で薄めたり、
お出汁を水で薄める等して、香りをつけてあげると、
喜んでお水飲んでくれる子もいます。
また、おやつにも水分補給用のものが売られていたり、
ウェットフードにも水分補給用のが出ているので、
おやつ、フードで工夫してみるのも手だと思います！

▶︎対策４
お水の流れを作ってあげる！
蛇口からお水を飲んでる猫ちゃんの動画、見たことないですか？
これに関しては諸説ある様ですが、
流れる水が好奇心を唆るから、という理由や、
流れる水の音に反応して水がある位置を把握しやすい等の理由がありそうです。
我が家の純ちゃんも、
お風呂に溜めていた水を抜くと、お風呂場に走ってきて眺めるのが好きです。
循環する水を作ってくれる給水器も売ってます。
中には濾過フィルター付きのものもあり、
これにしたらお水飲むようになった！という子の話をよく聞くので、オススメです。

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このような給水器は、ちゃんとお手入れしてあげないと、
カビや雑菌の温床になりかねないので、使う場合は気をつけてね。

猫ちゃんの水分補給について、
必要な量や飲まない場合の対策について、ご紹介しました。
お水を飲まないのも問題ですが、
いつもより多く飲んでる気がする！っていう場合にも、
病気が隠れている可能性があります。
普段から様子をしっかり見て、普段の生活と違和感がないか、
ちゃんと観察してあげて、
幸せなニャンライフをお過ごしください♡