猫の防災準備!避難所での対策と必要品|Junichi Blog
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そんなに多いの!?
猫の祖先はもともと水が少ない砂漠で生活していたため、
体内で水分を有効に利用できるよう、
おしっこを濃縮して排泄できる仕組みになっていることから、
腎臓に負担がかかりやすいと言われています。
実際に腎臓病、
正しくは慢性腎臓病は、高齢猫の死因の第一位に挙げられる病気です。
この慢性腎臓病とは、
何らかの腎障害が3ヶ月以上継続している状態を指します。
糸球体腎炎、間質性腎炎、腎盂腎炎、多発性嚢胞腎など、さまざまな病気が原因となり、腎臓の障害が少しずつ慢性的に進化していきます。
また怖いのが、
腎臓の低下した機能は元に戻らないこと!
ご家庭の大切な猫さまの健康の為にも、
日頃から出来る工夫はあるので、ご紹介します。
腎機能は一度損なったら元に戻らないです。
腎臓のダメージを抑え、変化に気づくことができるよう、
日頃から出来るケアについて紹介します。
①新鮮なお水をたっぷり飲める工夫をする
新鮮なお水をいつでも飲める環境を整えましょう。
お水はこまめに取り換えて、
猫が嫌がる場所には給水機を置かないよう気をつけてあげましょう。
また水飲み場は何ヶ所か設置し、
猫がよく立ち寄る場所にお水を置いてみましょう。
お水の摂取量が少ないようなら、ウェットフードを混ぜるのも手段です。
②定期的な飲水量のチェック
水を飲んでもらうことは大切ですが、飲み過ぎにも注意です。
腎臓病の症状の中に「多飲多尿」があります。
猫の1日の飲水量の目安は50mです。
器に入れる水の量を測り、24時間後にもう一度軽量します。
1ヶ月に1回はチェックし、何か変化がある時は早めに気づけるようにしましょう!
③おしっこチェック
おしっこやウンチなどの排泄物はには、
猫の健康状態が分かりやすく表れます。
日々、チェックし、何か兆候が見られたらすぐ気づけるようにしましょう。
オシッコのチェックポイントは色・量・匂いです。
オシッコが濃縮されずに量が増えれば、色が薄くなり、匂いもあまりしなくなってきます。
この変化をより正確に把握するには、液体の状態で直接確認することが重要です。
体調が悪いのではないか!?という時だけでなく、
普段から採尿できるよう、こちらも1ヶ月に1回はチェックしてみましょう。
方法としては、
猫がオシッコするタイミングで腰を落としたら、お玉やお皿などでオシッコを受け止める方法が簡単です。
システムトイレなら、トレーにペットシーツを敷かずに使用することで、
猫にストレスなく採尿できます。
④歯磨きをして歯周病を予防
最近の研究で、ステージ中〜重度の歯周病があると、慢性腎臓病になるリスクが1.5倍になるという報告があります。
歯周病細菌が、血液を介して全身に広がることで、腎臓で炎症が起こり、
組織が固くなる繊維化が進行すると考えられています。
繊維化が進めば腎機能は低下していきます。
3歳以上の猫の8割が歯周病予備軍と言われてます。
こまめに歯磨きをして、歯垢を溜めないことが歯周病の予防につながり、
結果的に腎臓病のリスクを減らすことにつながります。
1日1回は歯磨きを習慣にしてあげましょう。
⑤ストレスのかからない生活
人間もそうですが、猫にとっても、慢性的なストレスや過度のストレスがかかると、
免疫力の低下につながり、感染症や病気のリスクが高まります。
寒暖差や大きな音、また身の危険を感じるような状態は避けてあげましょう。
ストレスの要因をなるべく取り除き、
猫本来の行動や欲求を満たすことができるように環境を整えましょう。
また室内飼育は安全だけど、刺激不足になりがち。
上下運動したり、オモチャで遊んで上げることは、
猫の本能を満たしてあげることができ、刺激とストレス発散になります!
一緒にいっぱい遊ぼうね♡
普段からよくご自宅の猫さまの様子を観察してあげてください。
・食欲がない
・お水飲む量が極端に増えた
・最近よく吐いてしまう
・トイレの回数が少なかったり、逆に増えた
・排尿する時痛がる、苦しそう
何か異変を感じたら、すぐ獣医さんに相談しよう!!
俺は獣医さんは好きだけど、病院行くのはめちゃくちゃ緊張する!!
また、猫さまにとって通院は大きなストレスです。
キャリーケースにはお家にいる時も出しておいて慣れさせてあげると、
通院の時のストレスを減らせるかもしれません。
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